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【40代・50代女性必見】離婚・老後資金の不安を解消!自分らしく生きるための資産運用

【40代・50代女性必見】離婚・老後資金の不安を解消!自分らしく生きるための資産運用

子育てがひと段落した今、ふと「これからの人生、どうしよう?」と考えることはありませんか?

毎日があっという間に過ぎて、気がつけば子供たちは大きく成長。嬉しい反面、少し寂しさも感じているかもしれませんね。

「老後の資金は足りるのかしら?」
「もし離婚することになったら、経済的にやっていける?」

そんな風に将来への不安を抱えている方は、決して少なくありません。

特に多いのが、老後資金への不安と離婚した場合の経済的自立についてです。

「年金って、もらえるかどうかわからないし、もらえたとしても、ほんの少しだけって聞くし…」
「夫の収入だけで生活してきたから、もし離婚することになったら、仕事も見つかるか不安だし、お金のことが心配…」

こんな悩み、あなたも心当たりありませんか?

しかしこうした問題は、事前にしっかりと準備をすれば、老後も経済的に安心して暮らしていけます。

このコラムでは、女性が自分らしく、笑顔でセカンドライフを送るためのお金の知識をわかりやすくお伝えしていきます。

具体的には、

  • 老後資金は、実際どれくらい必要なのか
  • 離婚するときに、知っておくべきお金のこと
  • 親の介護が必要になったら、どれくらい費用がかかるのか
  • 女性におすすめの資産運用方法
  • 離婚後も安心して暮らすためのマネープラン
  • あなたをサポートする日高叔子のご紹介

といった内容を、具体的な事例やシミュレーションを交えながら、詳しく解説していきます

難しい専門用語はできるだけ使わずに、お茶を飲みながら話しているように、リラックスした雰囲気で読んでいただけるように心がけました。

このコラムが、あなたのセカンドライフを明るく照らす、希望の光になることを願っています。

他人事じゃない!女性が直面するお金の現実

他人事じゃない!女性が直面するお金の現実

「老後」「離婚」「親の介護」… これらは、私たち女性にとって決して他人事ではありません。

特に、子育てが一段落した40代・50代の女性は、これらの問題に直面する可能性が高く、漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか

以下では、女性が安心して暮らせるように、老後資金や親の介護費用といった将来のお金に関する不安、そして、離婚という選択肢も含めた経済的な準備について、わかりやすく解説していきます。

1-1. 老後資金、本当に足りる? 年金だけで生活するのは難しい時代に

老後資金

「老後」って、なんだかずっと先のことのように感じますよね。でも、人生100年時代と言われるように、私たち女性は、男性よりも長生きする傾向があります。

厚生労働省のデータによると、2022年生まれの女性の平均寿命は 87.57歳。

一方、健康上の問題で日常生活が制限されずに生活できる期間「健康寿命」は 75.54歳 と言われています。

参考:厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」

つまり、平均で約12年間は、何かしらの健康上の問題を抱えながら生活する可能性があるんです。

そしてこの期間は、医療費や介護費用など、どうしてもお金がかかってしまうもの。

「年金があれば大丈夫!」

そう思っている方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください!

公的年金は、年々減額傾向にありますし、物価は上昇し続けています。

総務省統計局の家計調査(2022年)によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の1ヶ月の平均支出は約26万円。年間にすると、約312万円です。

参考:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)」

そして、年金収入は約240万円。つまり、毎月約6万円、年間約72万円が不足している計算になります!

「え、そんなに足りないの?!」

そう驚いた方もいるかもしれません。

しかも、これはあくまでも平均値なので、旅行や趣味を楽しんだり、病気や介護が必要になったりすると、もっと多くのお金が必要になります。

「じゃぁ、どうすればいいの?」

そう不安になりますよね。

そこで重要になってくるのが、老後資金の備えです。

60歳以降も働き続けるという選択肢もありますが、体力的に難しい場合もありますし、希望する仕事に就けるかどうかはわかりません。

つまり、公的年金だけに頼らず、自分自身で老後資金を準備しておく必要があるんです!

「でも、貯金なんて、ほとんどない…」

そんな方も、今からでも遅くありません。

後ほど、女性のための資産運用について、わかりやすく解説していきますので、ご安心ください。

1-2. 離婚、考えてない? 経済的自立に向けて準備しておくべきこと

離婚

老後資金の備えの話の前に、もう一つ。

「子どもたちも育ったし、そろそろ離婚 …」

そう思っているあなたも、聞いてください!

確かに近年、中高年の離婚が増加しています。厚生労働省の調査によると、2022年の離婚件数は 約18万4千件。そのうち、結婚期間が20年以上の熟年離婚は約4万2千件と、全体の23%を占めています。

参考:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」

特に、女性からの離婚請求が増えている傾向にあり、その背景には、女性の社会進出や経済的自立が進んできたこと、そして、夫婦関係に対する価値観の変化があると言われています。

「夫の収入で生活できていれば、お金のことは心配ない」

そう考えている方もいるかもしれませんが、離婚すると、それまで当たり前だった夫の収入は、もちろん期待できません。生活費、住居費、医療費… 全てを自分自身で賄わなければいけないんです。

「そんなの、無理…」

そう不安になりますよね。

でも、離婚前にしっかりと準備をしていれば、経済的な不安を減らし、離婚後も安心して暮らしていけるようになります。

大切なのは、経済的自立を目指すことです。

具体的には、

  • 就職活動:もしもに備えて、スキルアップや資格取得も検討する。
  • 収入アップ:パートやアルバイトを増やしたり、正社員を目指したりするのも良いですね。
  • 貯蓄:毎月の収入から、少しでも良いのでコツコツ貯める。
  • 資産運用:投資信託やNISAなどを活用して、お金を増やすことも考えてみましょう。

そして、離婚前に必ず確認しておきたいのが、お金のことです。

  • 財産分与:夫婦で築き上げてきた財産は、原則として半分ずつ分けられます。預貯金、不動産、株式、保険など、財産の全体像を把握しておきましょう。
  • 慰謝料:離婚の原因が相手にある場合は、慰謝料を請求できます。精神的な苦痛に対する賠償金なので、金額はケースバイケースです。
  • 養育費:子供がいる場合は、子供の養育費を請求できます。金額は、子供の年齢や生活水準、両親の収入などを考慮して決まります。

これらの情報は、一人で集めるのは大変ですし、専門的な知識も必要です。弁護士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのがおすすめです。

不安や悩みは、一人で抱え込まずに、周りの人に相談したり、専門家の力を借りたりしながら、乗り越えていきましょう!

1-3. 親の介護、費用はどれくらい? 介護と生活費のダブルパンチ

親の介護

心配事がもう一つ。

「親の介護」

想像しただけで、気持ちが重くなってしまう方もいるかもしれませんね。

「まだまだ元気だし、介護なんて、ずっと先のこと…」

そう思っている方もいるかもしれません。でも、親の介護は、いつ、どのくらいの期間必要になるか、正直誰にもわからないんです。

もし、突然親が病気やケガで倒れて、介護が必要になったら…?

「仕事はどうしよう?」
「費用はどれくらいかかるの?」
「自分たちの生活もあるのに…」

不安でいっぱいになってしまいますよね。

そこで、まず知っておきたいのが、介護には大きく分けて2つのパターンがあるということです。

  1. 在宅介護:自宅で介護をする場合
  2. 施設介護:介護施設に入居してもらう場合

在宅介護の場合

  • 訪問介護:介護福祉士やホームヘルパーが自宅に来て、入浴や食事、排泄などの介助をしてくれます。
  • 訪問入浴介護:入浴車に乗って自宅まで来てくれて、入浴介助をしてくれます。
  • 訪問看護:看護師が自宅に来て、医療的なケアや健康管理をしてくれます。
  • デイサービス:日帰りで施設に通い、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けられます。
  • ショートステイ:短期間、施設に宿泊して、介護サービスを受けられます。

などが利用できます。

施設介護の場合

施設介護の場合は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなど、さまざまな種類の施設がありますが、費用は介護サービスの種類や利用時間、施設の種類や居室のタイプによって大きく異なります。

例えば、在宅介護でデイサービスを週に3回利用する場合、月に5〜10万円程度の費用がかかると言われています。

施設介護の場合は、初期費用として数十万円〜数百万円、月額費用として10〜30万円程度かかることが多いです。

さらに、介護費用以外にも、食費や日用品費、医療費などの生活費も必要になります。

「親の年金や貯蓄で、なんとかなるんじゃない?」

そう考える方もいるかもしれませんが、親の経済状況によっては、足りない場合もありますし、自分たちの老後資金に影響が出てしまう可能性も考えられます。

「じゃぁ、親の介護費用はどうやって準備すればいいの?」

そんな不安をお持ちのあなたへ。介護費用を賢く準備する方法をいくつかご紹介しておきますね。

  1. 貯蓄:毎月の収入から、少しでも良いので、コツコツと貯蓄しておきましょう。
  2. 生命保険:介護保障が付いた生命保険に加入しておくと、介護が必要になった時に給付金を受け取ることができます。
  3. 個人年金保険:将来、定期的に収入を得られるように、個人年金保険に加入しておくのも良いですね。
  4. 介護保険:40歳以上になると加入が義務付けられる介護保険ですが、サービス利用時に自己負担が発生します。介護保険制度の内容を理解し、必要に応じて民間保険で補うことも検討しましょう。
  5. 資産運用:長期的な視点で、投資信託やNISAなどを活用して、お金を増やすことも有効な手段です。

大切なのは、早めの準備です。

親の介護は、いつ必要になるか分かりません。もしもの時に慌てないためにも、早いうちから心の準備と、お金の準備をしておくことが大切です。

女性のための資産運用、始めの一歩

女性のための資産運用

「老後の資金は貯めなきゃ」そうわかっていても、いざ資産運用となると、「投資とか、株とか、私には無理…」そう思って、今まで避けてきた方も多いのではないでしょうか?

しかし資産運用は、特別な知識や経験がなくても、誰でも始めることができます。

以下では、これからの人生を豊かに、そして安心して過ごすためにも大切な「資産運用」について、基本的なことからわかりやすく解説していきます。

2-1. 資産運用って何? 投資初心者さんがまず知っておくべきこと

「資産運用」

なんだか難しそうな言葉ですよね。

「投資とか、株とか、私には無理…」

そう思って、今まで避けてきた方もいるかもしれません。

でも、安心してください!資産運用は、特別な知識や経験がなくても、誰でも始めることができます。

まずは、資産運用がどんなものなのか、一緒に見ていきましょう。

資産運用とは、簡単に言うと「今あるお金を、将来もっと増やすために行うこと」です。

例えば、

  • 銀行預金
  • 投資信託
  • 株式投資
  • 不動産投資
  • 金(ゴールド)投資

など、さまざまな方法があります。

でも、なぜ資産運用が必要なのか?そう思いますよね。

理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、インフレ対策です。

インフレとは、物価が上がり続ける状態のこと。物価が上がると、同じ金額でも買えるものが少なくなってしまいます。

つまり、今100万円で買えるものが、10年後には120万円になるかもしれないということなんです。

2つ目は、将来のお金の不安を減らすためです。

老後資金、住宅資金、教育資金、病気やケガへの備え…、人生には何かとお金が必要になる場面があります。

そして、これらの資金を、毎月の給料や貯金だけで準備するのはなかなか大変なもの。

そこで、資産運用で「お金に働いてもらう」ことで、効率よくお金を増やし、将来のお金の不安を減らすことができるんです。

「なるほど、資産運用って、大切なんだ!」

そう思っていただけたでしょうか?

でも、資産運用には、メリットだけじゃなくリスクもあります。

  • 元本割れリスク:投資した金額よりも、お金が減ってしまうリスク
  • 価格変動リスク:投資する商品の価格が、上がったり下がったりするリスク
  • 為替変動リスク:外貨建ての投資をする場合、為替レートが変動することで、利益や損失が発生するリスク

などが挙げられます。

「やっぱり、投資は怖い…」

そう感じる方もいるかもしれません。

でも、リスクを最小限に抑えながら、資産運用を行う方法もたくさんあります。

例えば、

  1. 長期投資:長い期間かけて、コツコツと投資を続けることで、リスクを分散できます。
  2. 分散投資:複数の投資先に分散して投資することで、リスクを抑えることができます。
  3. 少額投資:少ない金額から投資を始めることで、リスクを抑えながら、投資経験を積むことができます。
  4. 専門家への相談:ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談することで、自分に合った投資方法やリスク管理の方法を知ることができます。

また、資産運用は始めるタイミングが早ければ早いほど有利です。なぜなら、複利効果を活かせるからです。

複利効果とは、投資で得た利益を再投資することで、雪だるま式にお金を増やしていく効果のこと。

例えば、100万円を年利5%で運用した場合、1年後には105万円になります。この105万円を再投資すると、2年後には110万2500円に。

このように、複利効果によって、時間が経つほどお金が増えていくスピードが加速していくんです。

「なるほど!なるべく早く、資産運用を始めた方が良さそう!」

そう思っていただけたでしょうか?

次のセクションでは、女性におすすめの資産運用方法について、詳しく解説していきます。

2-2. 女性におすすめの資産運用方法

資産運用は、あなたのように、堅実にコツコツと取り組むタイプの女性にこそピッタリです。

ここでは、数ある資産運用方法の中から、特に女性におすすめの方法を、メリット・デメリットも交えながらわかりやすくご紹介しますね。

① 預貯金:安心・安全、だけどインフレには弱い…

預貯金

「銀行預金」は、最も身近で、誰でも簡単に始められる資産運用方法です。元本保証があるため、安全性が高く、預けたお金が減る心配がないのは大きな安心材料ですよね。

でも、超低金利時代の今、預貯金だけではお金を増やすのは難しいのが現実です。むしろ、物価上昇(インフレ)によって、お金の価値が目減りしてしまう可能性も。

例えば、銀行預金の金利が0.001%、物価上昇率が2%だとすると、実質的には1.999%お金が目減りしていることになります。つまり、100万円預けていても、1年後には実質98万円になってしまうんです!

「えー、それじゃ、意味ないじゃん!」

そう思いますよね。

だからと言って、預貯金が全く不要というわけではありません。生活費の3ヶ月〜6ヶ月分程度は、いつでも引き出せるように、預貯金として確保しておくことが大切です。

② 投資信託:プロにお任せ! 少ない金額から始められる

投資信託

「投資信託」は、たくさんの投資家からお金を集めて、プロのファンドマネージャーが株式や債券などに投資する金融商品です。

「プロにお任せ」できるため、投資の知識や経験がなくても始めやすいのが大きなメリット。さらに、1万円程度から投資できる商品も多いため、少額から始められるのも魅力です。

投資信託は、大きく分けて「株式型」「債券型」「バランス型」の3つの種類があります。

  1. 株式型:主に株式に投資するタイプで、値動きが大きく、ハイリスク・ハイリターンが特徴です。
  2. 債券型:主に債券に投資するタイプで、値動きが比較的小さく、ローリスク・ローリターンが特徴です。
  3. バランス型:株式と債券を組み合わせたタイプで、リスクとリターンをバランスよく調整できます。

投資信託を選ぶ際には、運用成績、手数料、リスク、運用期間、運用会社などをしっかりと比較検討することが大切です。

③ 株式投資:企業の成長に期待!チャンスは大きいけど、リスクも高い

株式投資

「株式投資」は、企業が発行する株式を購入することで、その企業の株主になる投資方法です。

企業の業績が良くなると、株価が上がり、売却益(キャピタルゲイン)を得られる可能性があります。また、企業によっては配当金を受け取れることもあります。

株式投資は、ハイリスク・ハイリターンな投資方法と言えます。株価は、企業の業績や経済状況、世界情勢など、さまざまな要因によって変動するため、大きく値上がりする可能性がある一方で、大きく値下がりする可能性もあるからです。

株式投資を始める際には、

  • 企業分析:投資する企業の業績や財務状況、将来性などを分析する
  • 経済状況:国内外の経済状況を把握する
  • 情報収集:企業に関するニュースやアナリストレポートなどをチェックする

といった、綿密な情報収集と分析が重要になります。

④ iDeCo(個人型確定拠出年金): 節税効果も!老後資金の準備に

 iDeCo(個人型確定拠出年金

「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、毎月自分で決めた金額を積み立て、そのお金を運用して、老後資金を準備する私的年金制度です。

iDeCoには、3つの大きなメリットがあります。

  1. 掛金が全額所得控除になる: 所得税や住民税が軽減されるので、節税効果が期待できます!
  2. 運用益が非課税になる:運用で得た利益に税金がかからないので、効率よくお金を増やせます。
  3. 受け取り時に税制上の優遇がある:公的年金と同様、退職所得控除や公的年金等控除が適用されます。

iDeCoは、60歳まで引き出すことができないという制約があるため、老後資金の準備に特化した制度と言えます。

⑤ NISA(少額投資非課税制度): 投資で得た利益が非課税に!

「NISA(少額投資非課税制度)」は、毎年一定額まで投資した分の運用益が非課税になる制度です。

NISAには、

  1. つみたてNISA:毎月コツコツ積み立て投資をする人向けの制度で、年間120万円まで積立投資できます。
  2. 一般NISA:個別株や投資信託など、幅広い商品に投資したい人向けの制度で、年間120万円まで投資できます。

の2種類があります。

つみたてNISAは、長期・積立・分散投資に適しており、投資初心者の方にもおすすめです。

一般NISAは、ある程度投資の知識や経験がある方、積極的に投資に挑戦したい方に向いています。

NISAは、非課税期間が決まっているため、iDeCoのように老後資金の準備に特化しているわけではありません。そのため、旅行資金や趣味を楽しむための資金、住宅購入資金の一部など、比較的近い将来に使うお金の準備にも活用できます。

2-3. 資産運用を成功させるための3つのコツ

「資産運用って、なんだか難しそう…」

そう感じてしまう方もいるかもしれません。

でも、これからご紹介する資産運用を成功させるための3つのコツを押さえるだけで、あなたも賢く資産運用を進めることができます。

① 長期的な視点を持つ

資産運用で成功するためには、長期的な視点を持つことが何よりも大切です。

短期的な利益を狙って、頻繁に売買を繰り返すよりも、じっくりと時間をかけて、コツコツと積み立て投資を続ける方が、結果的に大きな資産を築ける可能性が高いんです。

なぜなら前記した通り、複利効果が働くからです。

複利効果とは、投資で得た利益を再投資することで、雪だるま式にお金を増やしていく効果のこと。

100万円を年利5%で運用した場合、1年後には105万円になりますが、この105万円を再投資すると、2年後には110万2500円に。

このように、複利効果によって、時間が経つほどお金が増えていくスピードが加速していく。もちろん、投資である以上、元本割れの可能性はゼロではありません。

でも、長期投資であれば、価格変動のリスクを分散させることができ、複利効果によって、着実にお金を増やしていくことができるんです。

私の相談室にも、

「すぐに結果が出なくても、コツコツと積み立て投資を続けていけば、将来的には大きな資産になるんですね!」

と、 長期投資のメリットを実感されるお客様がたくさんいらっしゃいます。

例えば、40歳のAさんは、毎月3万円を投資信託で積み立て投資しています。年利3%で運用できた場合、60歳になるまでに、約1,000万円の資産を築くことができます。さらに、この1,000万円を年利3%で運用し続ければ、70歳になる頃には、約1,344万円に!

「老後の生活資金が心配…」

そんな風に不安を抱えているあなたも、長期投資を始めることで、ゆとりある老後生活を送るためのお金を焦らずじっくりと準備していくことができますよ。

② 分散投資でリスクを抑える

投資の世界には、こんなことわざがあります。

「卵は一つのカゴに盛るな」

これは、分散投資の重要性を示す言葉です。

一つの投資先に資産を集中させてしまうと、その投資先の業績が悪化したり、価格が暴落したりした場合、大きな損失を被ってしまう可能性があります。

一方で、複数の投資先に分散して投資しておけば、一つの投資先で損失が出ても、他の投資先で利益が出れば、損失をカバーできる可能性が高くなるんです。

例えば、投資信託に投資する場合、

  • 国内株式
  • 海外株式
  • 国内債券
  • 海外債券
  • 不動産

といった、さまざまな資産に分散して投資しているファンドを選ぶことで、リスクを分散することができます。

また、NISAを利用して、株式投資をする場合も、

  • 業種:IT、金融、製造、サービスなど、さまざまな業種の株式に分散
  • 地域:国内株式だけでなく、海外株式にも分散

することで、リスクを抑えることができます。

分散投資は、資産を守るための、まさに鉄壁のガードのようなもの。リスクを抑えながら、安定的に資産を増やしていくためには、ぜひ取り入れていきたいですね。

分散投資は、資産を守るための、まさに鉄壁のガードのようなもの。リスクを抑えながら、安定的に資産を増やしていくためには、ぜひ取り入れていきたいですね。

③ 専門家の意見も参考に

「投資信託って、種類がたくさんあって、どれを選べばいいのかわからない…」
「NISAとiDeCo、どっちが私に合っているの?」
「リスクが怖くて、なかなか投資に踏み切れない…」

こんな風に悩んでいれば、一人で抱え込まずに、 ファイナンシャルプランナー(FP) などの専門家に相談するのがおすすめです。

FPは、お金のプロフェッショナル!

あなたのライフプランや資産状況、リスク許容度などを考慮しながら、あなたにとって最適な資産運用方法をアドバイスしてくれます。また、複雑な金融商品や制度についても、わかりやすく説明してくれます。

特に、最近では女性ならではの悩みや不安を相談しやすい女性FPも増えているので安心ですね。

一人で悩んで立ち止まってしまうよりも、専門家のサポートを受けながら、確実な一歩を踏み出しましょう!

「でも、FPに相談するってお金がかかるんじゃないの?」

そう心配になる方もいるかもしれません。実は、無料相談を実施しているFP事務所や金融機関もたくさんあります。

また、「女性の為のマネー相談室」のように、女性に特化した相談サービスを提供しているFP事務所も増えていますので、お気軽に問い合わせてみてくださいね。

お客様の事例

以下では、実際に私の相談室に来られたKさん(48歳)の事例をご紹介します。

もしかしたら、あなたも「あ、私と同じだ!」と共感できる部分があるかもしれません。

3人の息子を育て上げたKさん(48歳)。 これからは自分のために。

Kさんとの出会いは、2024年6月。友人と一緒に、私が開催したマネーセミナー「節約ママの楽しい家計塾」に参加されたのがきっかけでした。セミナーでは、長期投資やNISA、iDeCoなど、資産運用について 基礎的な知識をお伝えしました。

セミナー後、Kさんから、

「実は… 将来のお金のこと、すごく不安で…」

と、個別相談のお申し込みをいただきました。

Kさんは、ご主人と二人暮らし。3人のお子さんは、全員独立して社会人として活躍しています。

Kさんご夫婦は共働きで、共に公務員として安定した収入を得ていますが、長年子供3人の教育費にお金をかけ、住宅ローンも抱えていたため、貯蓄はほとんどない状態でした。

Kさん自身も、フルタイムで働いてはいるものの、家事や親の世話などで毎日が忙しく、自分の将来についてゆっくり考える時間もない… そんな状況でした。

個別相談では、Kさんから、

「老後の資金は、本当に足りるのか不安で…」
「夫婦仲が良くなくて… もし離婚することになったら、経済的にやっていけるか心配で…」
「親の介護も、そろそろ考えないといけない時期だけど、費用がどれくらいかかるのか、見当もつかない…」

といった、切実な悩みを打ち明けられました。

まさに、子育てが一段落した女性が直面する、リアルな不安ですよね。

私は、Kさんの不安を解消するために、以下の3つのステップでアドバイスを行いました。

ステップ1:ライフプランの作成

まず、Kさんのライフプランを作成することから始めました。ライフプランとは、将来の収入や支出、ライフイベントなどを予測し、いつどれくらいのお金が必要になるのかを可視化していくものです。

Kさんのライフプランを作成する中で、以下のような点が明らかになりました。

  • 公務員の給与体系や退職金制度を考慮しても、60歳以降の収入だけでは、Kさんの希望するライフスタイルを維持するには資金が不足する可能性が高い。
  • 離婚した場合、生活費や住居費などを考えると、毎月かなりの収入が必要になる。
  • 親の介護が必要になった場合、在宅介護でも施設介護でも、予想以上にお金がかかる。

ステップ2:資産運用とリスクヘッジ

ライフプランで将来のお金の不足が明らかになったため、次は資産運用について具体的な方法を検討しました。

状況を考慮し、Kさんには「投資信託」「NISA」「iDeCo」といった方法を提案しました。

Kさんは投資経験がほとんどなく、最初は「元本割れしたらどうしよう…」と不安そうでしたが、「長期投資」「分散投資」「少額投資」といった、リスクを抑えながら資産運用を行う方法を丁寧に説明することで、安心して投資に踏み出せるようにサポートしました。

さらに、投資は一時的なブームに流されるのではなく、長期的な視点で安定を目指していくことが重要であることもお伝えしました。

ステップ3: 離婚、年金、介護に関する情報提供

資産運用だけでなく、Kさんの不安要素である「離婚」と「親の介護」についても、以下の情報を提供しました。

  • 離婚前に確認すべきお金のこと(財産分与、養育費など)
  • 公的年金制度の内容(老齢年金、遺族年金など)
  • 介護保険制度の仕組み
  • 活用できる公的支援制度

これらの情報提供を通して、Kさんが将来に対して、漠然とした不安ではなく、具体的なイメージを持てるようにサポートしました。

Kさんには、「遺族年金」「扶養範囲」「雇用保険」など、公的制度について理解した上でライフプランに活用していくことの重要性もアドバイスしました。公的制度を理解することで、万が一の場合でも経済的なリスクを軽減できる可能性があるからです。

また、夫婦で協力して資産運用や将来設計に取り組むことの大切さを伝え、ご主人も巻き込んで定期的にライフプランを見直し、状況に合わせて軌道修正していくことも提案しました。なぜなら、人生にはさまざまな変化が起こる可能性があり、その度将来設計を柔軟に見直していくことが大切だからです。

これらのアドバイスを通して、Kさんは、

「将来のお金のこと、何も分からなくて不安だったけど、具体的な数字やプランを示してもらえたことで、気持ちが楽になりました!これからは、ライフプランを参考に、コツコツと資産運用を始めて、老後も離婚後も、安心して暮らせるように頑張ります!」

と、前向きな気持ちを取り戻すことができたとおっしゃってくれました。

Kさんのように、将来のお金に対して 不安を抱えている方は、ぜひ一度ファイナンシャルプランナーに相談してみてくださいね。専門家のアドバイスを受けることで、あなたの状況に合った 解決策を見つけることができますよ。

最後に

ここまで、老後資金、離婚、親の介護、そして資産運用についてお話ししてきました。

「将来のお金のこと、考えると不安…」

そう感じていたあなたも、少しは気持ちが軽くなったでしょうか?

ポイントは、

  1. 今の現実から目を背けずに、しっかりと向き合うこと
  2. 漠然とした不安ではなく、具体的な数字やプランを立てること
  3. そして、一人で抱え込まずに、専門家のサポートを受けること

です。

実際に、私の相談室には、Kさんのように将来のお金についてさまざまな悩みを抱えた女性がたくさん来られます。そして皆さん、ライフプランニングや資産運用を通して不安を解消し、笑顔でセカンドライフを迎えられています。

私自身も、子育て中の働くママとして、そしてファイナンシャルプランナーとして、これまで年間200世帯以上、延べ1000世帯以上の女性たちのお金の悩みに寄り添いサポートしてきました。

「あの時、相談して本当によかった!」

そう言っていただける瞬間が、私にとって何よりの喜びです。

もし、あなたが今

  • 老後資金の準備
  • 離婚に向けての経済的自立
  • 親の介護費用
  • 資産運用の方法

などで悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、ぜひ「女性の為のマネー相談室」にご連絡ください。

あなたと一緒に、将来の不安を希望に変えるライフプランを作っていきたいと思っています。

このコラムが、あなたのセカンドライフをより豊かで、笑顔あふれるものにするためのきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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